岐阜県と大阪府に主たる2つの工場を持つサンエイ。水栓の製造に定評があります。一昔前と比べると、水道の水栓は様々な目的に応じて、その種類も多岐にわたります。本記事では、水栓の種類とサンエイの成り立ちを中心にお伝えします。明治時代に水道の技術が伝わって以来の水栓の歴史を知って、お気に入りの蛇口を選んでみたいものですね。

水栓事業の水栓製造の始まり

サンエイは、住宅設備の中でも水廻りには欠かせない水栓を中心に企業努力により発展してきました。水栓の製造拠点は、岐阜にある工場にあります。時代の変化に合わせた柔軟な対応が可能であったために、水栓事業のパイオニアと呼ばれています。そもそも岐阜県では、水栓バルブ発祥の地と呼ばれています。戦後の復興で名古屋から岐阜出身の醸造職人が名古屋から戻り事業を起こしたことが始まりと言われています。このような経緯から、現在でも水栓に関連する企業の多くが岐阜県に存在しています。日本全国の中で有数の水栓バルブの製造シェアを有しています。SANEIもこのような経緯で岐阜に工場を開くこととなりました。豊かな自然に囲まれた岐阜には、水廻りに関する事業が古くから進んでいたため、水栓事業を中心に地域の企業同士での交流や技術面での協力などが行われています。

水栓の事業発達

蛇口や水栓といても、取り組むべき事業は数々のものがあります。水栓自体は、水やお湯を出すためのもので、ごくシンプルな働きを求められていますが、時代の変化と共にその形態は変化に富むものになっています。スタイリッシュに見える水栓だけでなく、操作パネルをタッチするだけで操作が可能な水栓もあります。衛生的な面から非接触で水が出るための自動水栓やインテリア性の高い部屋全体のコーディネートが上品でお洒落な水栓など、さまざまな水栓が利用されています。

自動水栓などの先端技術

自動水栓は、水栓に電子的な制御を組み込んでさまざまな対応が可能になります。たとえば、音声の認識機能を使って水を出せる機能がある蛇口があります。自動で水が出る自動水栓の機能にプラスの発送を実現したために、商品化された自動水栓です。また、水力発電の要素を取り入れた水栓には、コンセントでの接続が不要になったものやパネル式で操作パネルを可視化できる最新のデザインの水栓。タッチするだけで水が出てくる蛇口など。水道は、蛇口をひねるものという概念は、もはや時代遅れの発想になりつつあります。

全国に数か所あるモデルルーム

東京や大阪をはじめ、名古屋と福岡にサンエイのモデルルームがあります。最近の水道蛇口は、お洒落で機能的なものが多いのが特徴ですが、電力が必要な自動水栓やシンプルながらもスタイリッシュなデザイン性のあるものなど、用途に応じた水栓を自宅の水道に設置することが可能です。ご自宅のイメージにマッチする水栓の検討をして、思いのこもった住宅づくりをしてみませんか。